『長良川鵜飼カップ』決勝コメント ~岐阜記念~

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地元トリオが結束(写真左から川口聖二、志田龍星、山口拳矢)
地元勢3車が結束

 岐阜競輪開設73周年記念『長良川鵜飼カップ(G3)』は、4日(日)に最終日が行われる。3名勝ち上がった地元勢は、山口拳矢(岐阜・117期)を中核に据えて結束。受けて立つS班3名の仕上がりも申し分なく、大注目の一戦となりそうだ。

【並び】
⑥志田龍星-①山口拳矢-⑧川口聖二

⑨岩本俊介-②佐藤慎太郎

③眞杉匠-⑤平原康多

⑦松浦悠士-④大槻寛徳

【コメント】

①山口拳矢「(2番手で誘導を追いかけて)めっちゃキツかった。あれで(脚が)半分くらいなくなった。(5番手で)最後方じゃなかったんでいいのかなと。だけど、岩本さんの仕掛けにピッタリ付いていけば、後ろにもチャンスがあった。あそこで踏める脚がなかった。(志智)俊夫さんに申し訳なかった。今日(3日目)のじゃ感じはわからないけど、悪くないと思います。志田君とは練習仲間。練習じゃ彼が一番強いくらいですよ」

②佐藤慎太郎「来なきゃ駆けてもいいっていう感じで、岩本は自信を持ってるね。自分は絶好調じゃないけど、悪くない。普通です。今後につながる修正点も見つかったのも大きい。2着が続いているけど、仕事をしたりだとか、何かをやっての2着ってわけじゃなくて連れていってもらっているだけ。マーク屋の2着は勲章って言われるけど、今回の2着は褒められるようなもんじゃない」

③眞杉匠「流し過ぎた分、後ろも脚がたまっていたと思う。そこが修正点ですね。平原さんのアドバイスで乗り方を変えてみて、感じは昨日(2日目)よりもいい。復帰戦で最低限、決勝に乗れてよかった」

④大槻寛徳「(番手まくりは)体が自然と出ました。悪くないどころか仕上がってる。わからないけど、これ以上良くならないんじゃないかっていうくらいですね。何回か世話になっているので、決勝は松浦君の番手へ」

⑤平原康多「(志田が)かなり良い勢いで、ギリギリの対応になった。あれが正解かは分からないけど、眞杉を残すことがテーマだった。結果、眞杉も残せて、1着で人気に応えられたのはよかった。連日ラインに助けられて勝ち上がれている。疲労を残さないことだけですね」

⑥志田龍星「まさか決勝に乗れるとは、来る前は想像もしていなかった。F1の決勝にも乗ったことがないですから。地元から優勝者を出せるように、やれることをやりたい」

⑦松浦悠士「僕が求められているのは自力で動くこと。あれ(準決の競走)だったら柏野(智典)さんが前でやってもってなってしまう。動けてないのでレース内容としては全然ですね。体の方は問題ないけど、自転車の方は昨日(2日目)が感触が良かった」

⑧川口聖二「松浦さんをとらえたと思ったけど…。地元で記念の初決勝、乗れるとは思わなかった。もちろん迷うことなく地元の3番手です」

⑨岩本俊介「(佐藤)慎太郎さんとは良く決まるしうれしい。(状態の良かった)サマーナイトフェスティバルの自分を超えなきゃっていうのがある。(いい状態は)引き続きですかね」

熊谷洋祐記者

2022年9月3日 19時19分

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