滝川秀嗣が節目の300勝達成 ~青森競輪場~

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滝川秀嗣
やっとの想いで達成して安堵の表情
299勝から長かった節目達成までの道のり

 9月15日(木)から青森競輪場で開催されているF2ミッドナイトシリーズは16日(金)に2日目が終了。第6レースに出場した滝川秀嗣(愛知・71期)が節目の300勝を達成した。

 レースは正攻法の清水健次が赤板で國井裕樹を突っ張る。打鐘で再び國井が巻き返して清水が合わせて踏み上げると番手の太田真一が踏み遅れる。國井後位の橋本祐司は太田が踏み遅れているのを確認して清水後位に切り替える。打鐘4コーナーで滝川は内へ潜ると神田宏行を掬って太田の後ろを確保。最後の4コーナーで内へ進路を取ると清水と橋本の中を割って突き抜けた。

 「299勝も298勝から1年ぐらいかかったからやっとって想いですね」と299勝目が昨年10月26日の別府2日目から約1年近くかかっての節目の勝利で笑顔を見せた。

 「ただレース内容がね。人によってはあの内を掬う行為は良くないっていう人もいるからモヤモヤはしています。本当は太田君の所までいきたかったんですけどね。でも単騎でなんでもありは昔からやってきたことなので」と内容に100%満足はしていないようだが、自身の走りをできた様子。

 「最後は太田君に踏み勝てたし良かった。次は301勝が目標やね。今年中に1勝したい。それ以上に最終日かな。初日は前に離れているからしっかりと付いていきたい」と目の前の一勝、そして明日、最終日のレースに全力を注ぐ。

池端航一記者

2022年9月17日 00時41分

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