関東勢は充実４車ラインを形成して別線撃破に挑む

　12月6日（火）に高松競輪にて開設72周年記念『玉藻杯争覇戦』の決勝戦が行われる。シリーズ初日から勢いのあった関東勢は４名が決勝に進出。近畿勢は好調な稲毛健太と大阪コンビが呼吸を合わせて逆転を目指す。地元の香川雄介は初連係の簗田一輝に託し意地を見せる。決勝に出場する9名のコメントと並びは以下の通り。

【並び】
　⑧簗田一輝－①香川雄介
　
　⑥稲毛健太－⑨稲川翔－②南修二
　
　⑦眞杉匠－④佐々木悠葵－⑤吉澤純平－③宿口陽一

【コメント】
①香川雄介
「準決勝は本当にしんどかったけど、なんとか３着で決勝に乗れた。簗田君とは初連係だけどもっと強い時があったのも知っているし、前々に踏むレーススタイルが好きなんで。相手は強力だけど頑張ります」
②南修二
「近畿３番手で。初日の落車で車輪が壊れて２日目は別のに変えたけど、違和感があった。３日目は車輪のスポークのテンションをかけてきつめにしたらよくなったのでこのまま行けそうですね」
③宿口陽一
「佐々木君が自力で戦いたいなら自分は任せたし、気持ちを聞いて。眞杉君も佐々木君も自力選手として頑張ってくれているし、同級生の純平君との関係性もある。まとまるならもちろん自分が４番手を回ります」
④佐々木悠葵
「眞杉君の番手は２回目です。先輩たちに回らせてもらうことになったので頑張りたい。チャンスがある位置ですけど、だからこそ狙われる可能性もある位置。まずはしっかり番手を守り切れるように」
⑤吉澤純平
「眞杉君も佐々木君もＧ1で頑張ってくれている関東の機動型の選手なので。同級生の陽一には申し訳ない気もするけど、４番手を固めてくれるって言ってくれたので自分は関東の３番手を回ります」
⑥稲毛健太
「準決勝は突っ張るつもりでした。後ろの２人がしっかりしているし、西村君も４番手を固めてくれていたので先行の方が固いと思っていた。決勝はその分もしっかりと先行できるように頑張りたい」
⑦眞杉匠
「関東の先頭で自力。初日から重さは感じているけど、徐々にその中でも巧く回せるようになってきているので良くなっていると思う。稲毛さんと自力で対戦するのは初めてですけど、ダッシュがあるの走っているので負けないように」
⑧簗田一輝
「地元の香川さんが任せてくれたので前で自力。ゴール後に落車をしましたけど、体は大丈夫ですし、自転車も無事だったので。立ち遅れないように頑張りたい」
⑨稲川翔
「準決勝も頑張ってくれた稲毛君へ。後ろは南さんなので安心感が違う。責任感を持って頑張りたい。自転車に調整したい部分が見つかったので決勝までに万全になるように」