中四国勢は長い話し合いの末に…

　広島競輪場開設70周年記念『ひろしまピースカップ（G3）』は、18日（日）に最終日を迎える。4車勝ち上がった中四国勢は、並びを決めるために約1時間以上話し合った。

【並び】
①松浦悠士－⑥山田敦也

②坂井洋－⑧田中晴基

⑤寺崎浩平－⑨石塚輪太郎

⑦犬伏湧也－③久米良

④原田研太朗（単騎）

【コメント】
①松浦悠士（広島・98期）
　「まずは徳島勢に並びを決めてもらって、それから僕は（原田）研太朗と話しをして決めました。彼が犬伏に付かないっていうのは信念があると思うし、それは応援したい。色々な人がいて競輪なので。ただ、今回は地元なのでわがままを言って僕は自分でやらせてもらいます。また別の時は研太朗と連係したい。グランプリも見据えて自分でやりたいので」

②坂井洋（栃木・115期）
　「（藤井昭吾が）出るのか、収まるのか分からなくて行けなかった。もうちょっと力を出し切りたかった。自力」

③久米良（徳島・96期）
　「本当に悩んだし、本当にしっかり話し合った。原田君も、犬伏君も自分は練習仲間。正直、話し合ったことは多くを語りたくない。犬伏君に付きます」

④原田研太朗（徳島・98期）
　「自力を貫くと宣言してからまだまだ中途半端やと思う。まだ自分の中ではそれはやり切れていないので。自力」

⑤寺崎浩平（福井・117期）
　「スピードは良かったのでギリギリ届くかなと。脚の感じは、昨日（2日目）よりも良かった。（セッティングを）いじって感触が良かったです。自力」

⑥山田敦也（北海道・88期）
　「空くなら松浦君に付いてみたい。思い出になるなあ」

⑦犬伏湧也（徳島・119期）
　「得意な先行ばっかりではいけないけど、（準決は）結果オーライ。脚の感じも踏めているのですごくいい。記念の決勝に乗るのは初めてだからうれしい。その反面、頑張らないといけない。自力」

⑧田中晴基（千葉・90期）
　「ラインに助けられてですけど、決勝までいけているので自分の調子はいいと思います。坂井君」

⑨石塚輪太郎（和歌山・105期）
　「（準決は）前々に攻めての3着で流れ込みじゃないので、内容はあったかなと。記念の決勝に乗れてますし、調子はいいと思います。同級生の寺崎君。初連係です」