吉井秀仁杯に愛弟子たちが集結! ~松戸競輪~

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吉井一門で記念撮影(右・野口裕史、中・福森慎太郎、左・武井大介)
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愛弟子たちの成長を見守る
武井大介は竹内雄作とサプライズ連係

 17日(火)から松戸ナイターF1が開幕する。今節は『吉井秀仁杯』と銘打たれ、吉井秀仁氏(38期・引退)の愛弟子である武井大介(千葉・86期)はいつも以上に気合が漲っている。

 武井大介は、予選で竹内雄作(岐阜・99期)の番手を回れるサプライズ。「エグいサプライズですね」と冗談交じりに笑ったが、仕上がりは普段以上。竹内との意外な連係実績も明かした。
 「竹内君の番手は回ったことがないけど、去年の京王閣で3番手を回らせてもらったことがある。その時は番手が踏んで、俺が1着を取らせてもらった。作戦会議の段階から、先行屋としての気持ちが伝わってきていたし、そのスタイルは今も変わっていないですよね。自分は、前回自転車を試したくて補充を走ったけど、ここ最近では一番でした。前を抜けてなかったのが、一般戦とはいえ抜いて1着でしたから」
 吉井氏の直の弟子は現役では武井と、今回もあっせんされている福森慎太郎(千葉・84期)の2名。そこに武井の弟子である野口裕史(千葉・111期)も加わり、「吉井一門」は3名がそろった。順当に勝ち上がれば、野口との連係ももちろんありえるだろう。同じレースを走り、そして結果を残す。武井の向上心は消えていない。
 「師匠の冠杯には毎年呼んでもらえて、最近は野口も一緒に呼んでもらってる。野口のことは抜けてないけど、そこを抜くために日々練習しているので」
 メラメラと闘志を燃やす武井から目が離せない。

【吉井秀仁氏の愛弟子たちへのエール】
 「特別競輪と思って、特別な思いで走ってください!!」

熊谷洋祐記者

2023年1月16日 16時55分

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