熊本同期コンビが連係! ~小倉競輪場~

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松本秀之介(左)、伊藤旭(右)が好連係を誓う
松本秀之介-伊藤旭の並びは3度目

  1月20日(金)から小倉競輪場で開催されているF1シリーズ・『第22回スーパーナイター濱田賞』は22日(日)に最終日を迎える。S級戦は連日、最終レースで波乱が起きて初日特選では北津留翼が誘導員早期追い抜きで失格、準決勝は優勝候補の山田庸平が5着敗退。
 その中で熊本117期の松本秀之介(熊本・117期)と伊藤旭(熊本・117期)の同期2人が決勝に勝ち進みタッグを組むことになった。

 並びは伊藤旭が番手回りとなった。伊藤は「並びはその都度って感じですね。12月の豊橋決勝では自分が前回りでしたし。今回は秀之介が前でってことなので番手を回ります」と経緯を説明してくれた。
 「今回から使っている秀之介のフレームは初日が終わってからギヤ比を変えて準決では良い感じになった。自転車が進んでくれる。力が入って伸びてくれましたね」と新武器の使用感も上々の様子。
 「小倉の秀之介をなかなか抜けないですからね。集中していきたい。それに岩津さんが3番手に付いてくれたのも大きい。しっかり頑張りたいですね」と集中力を高めていた。

 前を回る松本秀之介は「前の選手が外に浮いたときに仕掛けてしまった。体も重い感じがするんですよね。アップでローラーに乗っているときや周回中は軽いんですけど。セッティングをいじれば修正できると思う。仕掛けも修正します」と準決勝でのレースを反省し、自転車も急ピッチで修正する様子。
 
 決勝戦(12R)は20時30分発走予定。12月の久留米決勝では松本が駆けて伊藤が優勝しているだけに伊藤の今年初Vはかなり近そうだ。

池端航一記者

2023年1月21日 21時44分

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