東3車結束で中近作戦へ対抗 ~京王閣競輪場~

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「調子はずっと良い」と手応えを実感する鈴木裕(写真真ん中)が高橋の番手を宣言
準決で逃げ切った鈴木裕が高橋築の番手を表明

 1月23日(月)から京王閣競輪場で始まった「京王電鉄杯&東京スポーツ杯」F1ガールズナイターシリーズ。

 24日(火)の開催2日目、10レースでは鈴木裕(千葉・92期)が昨年の7月以来の逃げ切りで近藤保と千葉ワンツーを演出。
 「作戦では逃げるプランはなかったけど、前々に攻めたいと思っていたら逃げる形になってしまった。結果的にそのまま押し切れたので。調子はずっと良くて、あとは気持ちだけでした。久々に気持ちよく走れたし、前で動くと考えるから大事ですね」と久々の逃げ切り勝ちに表情も晴れやかだった。

 決勝のメンバーが出そろい中近勢は三谷竜生を軸に、自力ー自力で並び強力な布陣を形成。鈴木は会心の走りのあとだっただけに、再び自力戦を決意と思いきや、地元の高橋築に声をかけて即席ラインを形成。
 「高橋君は地元だし、競走スタイルも魅力的。連係するのは初めてだけど、付いた方がやりやすいというので任せることに。準決で逃げ切ったけど、とくにこだわりないので。付く以上は援護に徹しますよ」と高橋のレーススタイルに惹かれての決断。

 高橋は「二分戦になった方がやりやすいと思うので」と歓迎ムード。呼吸を合わせて、強力な中近勢へと立ち向かう。

角田祐馬記者

2023年1月24日 22時03分

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