第38回全日本選抜競輪が開幕 ~高知競輪場~

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チャンピオンユニフォームを身にまといファンの期待に応える
バンク改修が行われて真新しい走路で16年ぶりにG1が開幕

 2月23日(木)に高知競輪場を舞台に『第38回全日本選抜競輪』が幕を開ける。初日は10Rから12Rまでの特別選抜予選をメインに行われ、スタールビー賞への切符を賭けて争われる。一次予選は1着から4着までが二次予選へと勝ち上がれる。今年すでに記念2Vとスタートダッシュに成功した脇本雄太(94期・福井)はメインの12Rに登場する。前回の奈良記念を腰痛により欠場している。前回から中19日と限られた日数の中で今年一発目のG1を迎えることとなったが、復調具合は果たして…。

 「(前回を腰痛症で途中欠場して)前々回の豊橋の準決から痛み自体はあった。なんとか乗り切れるかなと思ったんですけど、奈良の初日の段階で限界を迎えてしまった。これ以上走り続けるのは、自分なりに厳しいなと。(ここまでは)腰の治療に専念して1週間休んで、徐々にリハビリをしてっていう感じです。練習はわりと普通にできたけど、満足がいくかと言えばそうではないですね。グランプリチャンピオンユニフォームをまとっている以上、責任をもって今節はしっかりと走りぬきたい。最初のGIだけあって優勝したい気持ちもあるんで、そこに向けてしっかりと頑張りたい」
 
 前年度覇者の古性優作(100期・大阪)は11レースに登場する。前回の奈良記念では二次予選でまさかの失格となってしまったが、気を取り直して今シリーズに臨む。
 
 「今年一発目のGIですし、しっかり優勝をしてグランプリに乗りたいですね。(前回の)奈良記念では本当にお客さんに迷惑を掛けたので、気を引き締めて頑張りたい。豊橋記念から奈良記念ってタイトなスケジュールで疲れもたまっていたんですけど体のケアもして、しっかりとトレーニングができているんで状態は悪くないと思います」

 

細川和輝記者

2023年2月22日 18時14分

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