船瀬惇平が1、2班戦初V ~小倉競輪場~
落ち着いた走りで優勝をつかみ取った
2月27日(月)から小倉競輪場で開催されているミッドナイト競輪F2シリーズ『WINTICKET杯』は3月1日(水)に決勝戦が行われた。最終9レースのA級1、2班戦決勝戦は船瀬惇平(広島・111期)がV。18年名古屋以来、5年振りの優勝は1、2班戦初優勝となった。
「まさか優勝できるとは。東矢君が突っ張ったのも自分があの位置をキープできたのも。詰まったところで仕掛けようと思っていたけど、東矢君が強くて打鐘も最終ホームの所も仕掛けられなかった。それでもその中で落ち着いて走れた。ただ増原先輩と決めれなかった。もう少し自分が早く仕掛ければ良かったんですけど、遅かったですね」と1、2班戦初優勝に自身が一番驚きつつも素直に喜んだ。そして番手で先輩の増原とのワンツーが決まらなかったことを唯一悔やんだ。
「街道で乗り込んだ成果が出てくれたし、自分はやっぱりそっちの方が合っていますね。18年のチャレンジから優勝できていなくて、いつか優勝できるだろう、いつか優勝したいなって思っていたから素直に嬉しい。正直ホッとしたし、ここからまた頑張っていかないと。次は増原さんと決められるように頑張りたい」と長距離の乗り込み中心に変えた成果が早速結果に出て練習方法を戻したことが間違っていなかったと証明した。今回は追い込みでの優勝となったが、次は本来の積極的な走りでの優勝も見てみたい。
2023年3月1日 23時47分
-
選手詳細データ
-
船瀬惇平 選手広島・111期