加倉正義が渾身の捲りを披露! ~小倉競輪場~
51歳でも衰え知らず!
3月6日(月)から小倉競輪場で開催されているF1ナイターシリーズは初日が終了。第5レースのA級初日特選では地元の加倉正義(福岡・68期)は好位キープから渾身のまくりを放ち白星発進。レース後はタテ勝負を仕掛けた意図を説明してくれた。
「仕掛けるつもりでした。被る位置でもあるので。今のセッティングや、練習でやっていることが間違っているのか、正しいのか確かめるためにも仕掛けたかった。一番試したかったのはダッシュの部分。距離を踏めたし、出てない感じではなかったから悪くない。ただゴール線が一番カカっていた(笑)。踏んだ瞬間はヤバいと思ったんですけどね」と現状、取り組んでいることが正しいことを“初日特選のまくり”で証明してみせた。
「まくりじゃないですよ(笑)。ロング追い込みですから(笑)。この歳(51歳)であの距離を踏んで抜かれなかったのは良かったと思う。キレはなかったですけど(笑)。(準決勝も)気を緩めずに頑張ります」と口も脚も高回転で回っていたが、勝って兜の緒を締めていた。
準決勝(4R)でタッグを組む田村大(宮崎・119期)とは2月の別府準決勝では差し切りワンツーで決勝に勝ち進んでいる。衰え知らずのベテランが若手を巧みにリードして連勝での優出を目指す。
2023年3月6日 21時23分
-
選手詳細データ
-
加倉正義 選手福岡・68期