開設73周年記念『よさこい賞争覇戦』が開幕 ~高知競輪場~

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自慢のスピードで別線を苦しめる
G1級の豪華メンバーが集結

 4月6日(木)から高知競輪場を舞台に開設73周年記念『よさこい賞争覇戦』が幕を開ける。今シリーズはS級S班が5名が参戦。ナショナルチームの太田海也や、小原佑太など全国から豪華メンバーが集結して大会を盛り上げる。
 グランプリ王者の脇本雄太(94期・福井)は別府のウィナーズカップから中14日空けての参加で、状態面が気になるところ。戦法の幅を広げているS班の新田祐大や犬伏湧也を目標に運べる松浦悠士の逆転可能な実力者が揃ったが果たして…。

 「別府はいまいちな感じでしたし、終わってからはすぐに練習を再開してちょっとずつですけど戻れればって。治療に時間を割いている分、体力的にはおちているのかなっていうのもあります。どこか力が抜けてしまっている部分もあると思うんですけど、なんとかそこを脱したい。ちょっとずつ戻っている感覚はありますけど、完全ではないですね。レースを走りながら戻していかないと。(2月の全日本選抜競輪の時は)寒くて重かったイメージですけど、暖かくなってきているので。(今年はグランプリのチャンピオンユニフォームを身にまとっての戦いで3か月経ったが)最初はプレッシャーを感じなかったけど、より見られていたり対策を練られていると感じているので、自分も打開策を練っていきたい。高知は500にしては特殊なバンクですけど、理解していれば走りやすい。ゲンのいいバンクにしたい」

 初日特選は相性抜群の稲川翔とのタッグ。昨年の向日町記念決勝以来での連係となるが、2020年の福井記念から4回連続でワンツーを決めていて、信頼のおける選手。勝負所を逃さずに仕掛けて結果を追求する。
 

細川和輝記者

2023年4月5日 18時05分

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