伏見俊昭が念願の今年初勝利! ~京王閣競輪場~

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伏見俊昭
レース後は終始笑顔が絶えなかった
思い出の地で勝利を噛みしめた

 4月15日(土)から開催されている京王閣競輪場でF1ナイターは初日が終了。第6レースに出走した伏見俊昭(福島・75期)が今年初勝利。昨年12月の広島記念3日目以来の白星でレース後は安堵の表情を見せた。

 レースは伊東翔貴が主導権を握る。打鐘4コーナーから反撃を開始した大矢崇弘を合わせ切ると自力に転じた芦澤辰弘のまくる。伏見は芦澤に俊敏に切り替えるとゴール前で鋭く交わした。

 「芦澤君を止めるのは無理だったね。大矢君を止めた時点で決まったと思って、車間を空ける準備をして、脚を残そうと思っていたら、芦澤君がいったので脚があるなと。スイッチして踏めていたからもう少し余裕があれば武田君を2着まで連れ込めたんですけど」とレースを振り返った。

 「早く(初勝利を)したかったですね。(周りから)言われちゃうので(笑)。段々、年々、きつくなるのはわかっているから今日の展開とかはモノにしないとね。前回の最終日の一般戦を走ったのが良かったのかも。昔、負け戦を走るのが大事だと言われたことがあるので」と念願の今年初勝利を挙げてホッとした様子。

 「1着は気持ちいいですね(笑)。この気持ちを忘れないようにしたい。京王閣は飯野君の先行から500勝を決めた場所だし、これが良いキッカケになれば。明日の準決が勝負ですからね」と思い出のバンクで551勝目を挙げた。
 明日の準決勝はメインの12レース。佐藤博紀の番手から2月四日市以来の決勝進出を目指しまい進する。発走予定時刻は20時20分となっております。

池端航一記者

2023年4月15日 21時34分

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