バンクレコードタイで圧倒した脇本雄太 ~たけお競輪場~
連日、ケタ違いのスピードを披露
4月23日、たけお競輪開設73周年記念「大楠賞争奪戦」の2日目が行われた。二次予選12レースに出走した脇本雄太は7番手から豪快にまくって力の違いを示した。上がりタイムは10秒7を計上。テオ・ボスが17年7月15日に叩き出したバンクレコードのタイ記録だった。
昨年はKEIRINグランプリ2022を制して名実ともに日本一の選手となった脇本。バンクレコードタイのことに話が及ぶと、「(バンクレコード)タイは一杯あるんですよね。松戸、前橋、豊橋、小倉とあとここ(武雄)もですね.。新(バンクレコード)はない」と、タイ記録は今回含めて5個出していたことが判明した。バンクレコードが出る時は天候や風速、展開にも左右されるが、脇本の走るレースはタイムにも注目していきたい。
明日の準決勝は12レースに出走。番手を回るのは地元の山田庸平。脇本と山田は同期で3月のウィナーズカップ初日特選でも連係したばかり。両者に人気が集中しそうだ。