二次予選は相性の良い林大悟が目標！

　4月27日から久留米競輪場で開催されている第5回大阪・関西万博協賛競輪G3は初日が終了。地元勢は3レースで小川賢人が2着、10レースでは山口貴嗣が3着などなかなか勝ち切れない中、予選メインの11レースで絶好展開をモノにした坂本亮馬（福岡・90期）が待望の地元勢初勝利を呼び込んだ。坂本の勝利で潮目が変わり、続く12レースの初日特選では地元の吉本卓仁が自らまくって地元勢の連勝で初日を終えた。

　「カマシは苦手じゃないし、（小森の仕掛けの）タイミングも合った。小森君が積極的にいくと言っていたので信じて付いていった。良いスピードでしたね。ホームで紫原さんが付いてきたのを確認したので安心していた」と他地区で初めてハコ回りとなった小森の仕掛けに難なく付け切り、先輩の追走を心配する余裕も持っていた。
　「（開催の）途中で地元選手で勝利した人がいないと思っていたので頑張れて良かった」と地元勢が未勝利なのは頭に入っていた様子で、初勝利を挙げて頬が緩んでいた。

　「（3月）高松F1の初日に落車して（今開催まで）休むか迷ったけど、状態を上げたいと思って2場所いった。そのおかげで体の芯が入ってレースに集中できる体になった。なので状態も問題なし」と復帰3場所目となる今開催でバチっと噛み合った。

　二次予選（9R）は相性抜群の林大悟と連係。昨年7月には当地で林を目標に2勝を挙げて決勝に勝ち進んだ。呼吸の合う後輩の番手から虎視眈々と連勝を狙っている。

• 選手詳細データ

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  坂本亮馬 選手福岡・90期