原野隆が同期の永井隆一に感謝 ~京王閣競輪場~

photo-63904
原野隆
ワンツーを決めた2人が満面の笑み
決勝戦は121期3人のV争い

 5月24日、京王閣競輪場で「ウィンチケットミッドナイト競輪」の2日目が行われ、準決勝6レースは地元勢がワンツーを決めた。前受けから突っ張り先行に出た永井哉多(東京・121期)が逃げ切り、原野隆(東京・83期)が続いた。

 レース後の原野は「ながいぃぃぃ!!!いい子に育ててくれてありがとう。哉多!すばらしいよ!」と自身と同期の永井隆一へ感謝の気持ちを語った。今シリーズ取材した中で、一番記憶に残るパワーワードだった。

 25日に行われる決勝戦の並びとコメントは以下の通り。

 ①伊藤温希-⑥山本淳
 
 ②河崎正晴-⑤内村竜也

 ③永井哉多-⑦原野隆-④赤石聡

①伊藤「外併走は得意なので(準決勝の展開でも)脚をためていて余裕はあった。同期の2人に勝てるように。(永井ラインの)4番手を取ってから一気に踏みたい(笑)。自力」

②河崎「出は悪かったけど、最後は伸びていきました。今年は調子が悪くてまだ1回しか優勝をしていない。今回は大丈夫そうだし、2回目の優勝を狙って。自力」

③永井「(準決勝は)緊張で口がパサパサになりました。本当に良かった。原野さんは親父と同期で立川で一緒に周回練習とかしています。一緒に決勝に乗れて良かった。脚の感じも良かったし決勝も力を出し切る」

④赤石「準決勝はリカバリーできた。地元の後ろで3番手。盛り立てることができば」

⑤内村「河崎君は強かった。行ってしまうと思いました。踏み出しには付いていけたけど、抜ける感じはまったくなかった。再度で河崎君」

⑥山本「伊藤君にいきます。もちろん連係は初めて。彼が好きな競走をしてくれれば」

⑦原野「(永井)哉多へ。(準決勝はワンツーは)強かったし、うれしかった。頑張ります」

小山裕哉記者

2023年5月25日 01時15分

開催情報

ページトップへ