第22回吉井秀仁杯がスタート ~松戸競輪場~
吉井一門が奮闘を誓う
6月27日(火)から松戸競輪場でF1ナイターシリーズ「第22回吉井秀仁杯」が始まる。冠名にもなった吉井秀仁氏の弟子は福森慎太郎と武井大介の2人。武井は負傷欠場したが、武井の弟子である野口裕史は参戦。大会を盛り上げるべくそれぞれ気持ちが入っている。
吉井氏の弟子である福森慎太郎(千葉・84期)は近況は結果がふるわないものの、「前回から中13日、ここに向けて仕上げてきました。今期でも一番のデキで来れたと思う」と師匠の冠杯へ向けて入念に調整。「師匠からも競走についてアドバイスをもらいました」と低迷する近況を打破するきっかけともすべくオープニングレースである1レースへ臨む。
野口裕史(千葉・111期)は1月に行われた「第21回吉井秀仁杯」の覇者。連覇については「冬と夏では違うし、今回はメンバーも良いので」と冷静に受け応えるも、前回決勝でワンツーを決めた師匠の武井大介の欠場については「師匠の分も頑張ります」と気持ちをこめた。「高松宮記念杯はいつもの走りがができたと思う。相手のレベルが高いし結果自体は残せなかったが、終わってからもいつも通りに練習してきた」と自慢の体格を生かしたパワフル先行でS級予選メインの11レースを制圧するか。
吉井秀仁氏は今回参戦する門下の2人について「今回はA級とS級に(吉井一門が)1人ずつしかいないけど、それぞれ持ち味を最大限に発揮して頑張ってほしい」とエールを送った。