原誠宏が初日特選を制す! ~和歌山競輪場~

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原誠宏
1着ポーズで写真撮影
「ずっとニュートラルに入ってたし、感じは良い」

 8月10日(木)から和歌山競輪場で開催されている第6回『大阪・関西万博協賛競輪in和歌山』G3は初日が終了。地元勢は3名全員が連対を果たすなど、競輪場に観に来たファンを大いに盛り上げてくれた。大混戦が予想された初日特選では原誠宏(香川・91期)が制した。

 レースは小森貴大が打鐘で飛び出して先制。番手の岡崎智哉が車間を大きく空けて別線をけん制する。中団の石原颯が最終3コーナーで踏み上げるも進みは悪く、原は最終2センター手前から内へ進路を取ると強烈な伸びで突き抜けた。

 「(岡崎が車間を切って)前が遠いなと思いながら付いてました。3コーナーぐらいで石原がやめたみたいな感じで失速気味になったので、内のコースを行かせてもらった。中村さんの所まで所までと思ったら(コースが)空いてくれた」とレースを振り返った。

 「ずっとニュートラルに入ってたし、感じは良いです。セッティングを数ミリ下げたり上げたりして良い方向になった。体のケアをしっかりとしたい」とセッティングの微調整に成功して手応えも上々。中四国勢の若手機動型も多く勝ち上がっただけに残り3日間も目標に困ることはなさそうで、巧みなリードから突き抜けるシーンを見られそうだ。

 明日11日は9レースに登場する。目標の晝田宗一郎とは連係実績があり、連勝で準決に勝ち進むことも十分だ。

池端航一記者

2023年8月10日 18時55分

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