準決で鬼脚炸裂の千葉2人が決勝でタッグ ~京王閣競輪場~

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軽快なトークが飛び交う2人の呼吸はぴたり
ともに鋭い伸びで準決勝を制した

 9月29日(金)から始まった京王閣競輪F1ナイターシリーズ「Odds杯サテライトちくま杯スポニチ杯」。

 30日(土)に行われた準決勝では岩本俊介(千葉・94期)と和田健太郎(千葉・87期)の2人がそれぞれ厳しい展開から鋭い伸びで白星を奪った。

 先に走ったのは11レースの岩本。6番手から太田竜馬の逃げを3コーナーまくりで捕らえた。
 「よく届いたなとは思うけど、その前の組み立てに反省点が多い」と後方になった組み立てを反省。しかし、「(3コーナーで)前が遠いなとは思ったけど、暮らしがあるので諦めずに踏んだら届きました」と最後は笑顔で締めくくった。

 最終の12レースでは、森田優弥が強烈なカマシを放ち鈴木竜士とワンツーが決まるかと思いきや、和田が4コーナーから鋭く伸びて突き抜けてみせた。
 「最後(目標の)染谷(幸喜)君が外にひらいてくれて内のコースがあったので。それに森田君は長い距離を踏んでいて、鈴木君は庇い気味だった。だから、っていうのはあるけど、良く伸びたかなとは思う」と手応えを実感。今回は実戦では初めて使う自転車を持ち込んでG戦線を見据えた戦いだったが、見事にはまった様子。

 勝ち上がった2人は決勝で当然タッグを組む。初日特選でワンツーを決めた2人が決勝でも好連係をみせる。

角田祐馬記者

2023年9月30日 21時55分

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