防府競輪開設74周年記念『周防国府杯争奪戦』決勝メンバーのコメント ~玉野競輪場~
中四国勢は4車で強固結束して別線を迎え撃つ
玉野競輪場を舞台に行われている防府競輪解説74周年記念『周防国府杯争奪戦』の決勝メンバーが出揃った。注目の並びとコメントは以下の通り。
【並び】
⑤犬伏湧也-⑥取鳥雄吾-①清水裕友-③松浦悠士
⑦古性優作-②稲川翔
④高久保雄介-⑨村上博幸
⑧中本匠栄(単騎)
【コメント】
①清水裕友「初日は別のフレームを試したけど2日目に戻して正解。初日よりも犬伏君のダッシュにもしっかり付け切れて、出切ったあとも余裕はありました。犬伏にも雄吾にも世話になっているんで。10連覇がかかっていたとしてもこの並びでしょう。中四国3番手で。あと一つ勝つだけなんで頑張ります」
②稲川翔「(古性は)付いてて安心感もありました。もっと迫れれば最高だったけど、抜けないですね。もっと欲張っていかないと、引き離されていく一方なんで。(連日)細かいところを変えながら走っているけど、また(決勝は)これから自分で判断していきたい。決勝も優作へ」
③松浦悠士「準決勝はショックでした。仕掛けられず後ろの二人にも申し訳なかったです。裕友を中心に考えて、4人でまとまるなら自分はみんなに世話になっていますし4番手を回るのが自然ですね」
④高久保雄介「3連勝で決勝に上がるのは初めてです。良くなってきている中で結果を出せて嬉しい。準決勝は上杉君のおかげです。初日とは別人と思うくらい強かった。決勝は博幸さんに任せてもらえたので大阪の二人とは別で自力」
⑤犬伏湧也「準決勝はちょっと上に登ったりロスをした分、最後はタレましたけど悪くない。でも6連覇のかかっている清水さんが後ろで緊張しました。決勝は自分は先頭でしっかり走るだけだと思うので頑張ります」
⑥取鳥雄吾「準決勝は太田君をアテにせずしっかり勝負をしに行こうと思ったのが結果的にも良かったですね。責任重大の番手を任されたので緊張しますけど頑張りたい。犬伏君の番手は2回目です。自分が下手して迷惑をかけないように頑張ります」
⑦古性優作「2日目よりも3日目の方がペダリングが良くなりましたね。でもやっぱり体の芯の疲れが抜けていない感じです。寛仁親王牌が10だとしたら2日目は2くらいだったけど、準決勝は4くらいまでは上がってきた。決勝はもう少し上げられるように」
⑧中本匠栄「練習仲間の兼本君が頑張ってくれたおかげで決勝に乗れたので嬉しいですね。中四国4車で固まるみたいですし、近畿勢は2車、2車に分かれるみたいですけど自分は単騎で位置は決めずに走ります」
⑨村上博幸「上杉君が点数というか思っていた以上に強くてかかっていましたね。高久保君も強くて抜けなかったですけど、周りは見えていたので少し余裕はありました。決勝も高久保君に任せて頑張りたいですね。相手も強いですけどチャンスがあれば」