レインボーカップA級ファイナルは片折亮太が制す ~前橋競輪場~

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片折亮太
見事絶好の展開をモノにした
埼玉作戦で番手まくりを決めた

 6月4日(火)に前橋競輪場で三山王冠争奪戦の最終日が実施された。

 第9RではA級のレインボーカップが行われ、片折亮太(埼玉・92期)が番手まくりで勝利。埼玉3番手を回った高橋昇平(埼玉・99期)が続いて2着となり、3着には加賀山淳(千葉・94期)が入った。なお、上位3選手はS級へ特別昇級となる。
 【片折 亮太(1着)】
 「後輩2人のおかげです。細切れ戦だったので、前が良いということで一生懸命取りにいった。ソワソワしていたけど、安彦君の気持ちが強くて後ろは誰も動けなかったですね。後ろからきているのが見えたので前に踏ませて貰った。相手がどこからきてもおかしくなかったが、結果的に城戸君しかきていなかった。(安彦は)凄いカカっていて、踏まなくてもいいんじゃないかってくらいカカっていた。感謝しかないです。S級では気を引き締めて頑張っていきたい」

【高橋 昇平(2着)】
 「前受けは作戦通りでした。片折さんと安彦君と3人で決まるようにってことだったけど、誰もこなかったので安彦君は突っ張ったと思う。安彦君の気合が凄かったです。付いていて脚の余裕はありました。片折さんが出ていって、仕掛けて来れる人は誰もいないなって感じでした。(半年ぶりのS級になるが)A級でもS級でも自分の位置で頑張るだけです」

【加賀山 淳(3着)】
 「初手は後ろの方じゃなければ良かった。8番手とか9番手になるなら、あれをやろうと思っていた。入れてくれなければずっとあの位置にこだわってもいいと思っていた。ちょっとズルいけど中団でと。末廣君が動かなければああなりますよね。誰もこなかったのであの展開になった。自分で踏むか考えたけど、片折君が出ていこうとする感じを見せていたから追走の方が良いと思った」

本吉慶司記者

2024年6月4日 15時26分

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