甥に刺激を受けた小林潤二 ~大宮競輪場~

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小林潤二
初日は好目標を得て勝機十分
今度は自分の番とばかりに奮起

 6月8日(土)から大宮競輪場で『スポーツニッポン新聞社杯』がF1シリーズ開催で始まる。

 11レースに登場する小林潤二(群馬・75期)は、6月1~4日で開催されていた前橋記念に誘導員として参加。甥であり、弟子でもある小林泰正が大会を制したとき、歓喜の輪に加わっていたシーンは印象的だった。
 「地元記念を完全優勝ですからね。刺激を受けましたよ。その前の全プロでもエリミネイションで(泰正と)ワンツー。親王牌の権利を取れて一緒に走れるっていうのもよかったよ」と笑顔で成長を喜んだ。

 自身の状態に関しては「(前橋記念が終わってから)前橋ドームに2日間入って調整してきた。1班の点数のボーダーより少し上にいるし点数を落とさないようにしたい」と来々期の1班の点数確保も見えているだけにモチベーションは高い。初日の目標は連係もある中島詩音。「ダッシュがいい印象だから。ダッシュにさえついていければ。(差せるかは)それからだね」と踏み出しに集中してゴール前勝負に持ち込みたい。

角田祐馬記者

2024年6月7日 15時05分

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