高橋築が自力戦で当所初Vを狙う ~京王閣競輪場~

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決勝で連係する埼京勢(左・武藤龍生、右・高橋築)
優勝候補が相次いで敗れ決勝は混戦模様

 6月23日に京王閣競輪場でF1ナイターシリーズの2日目が開催された。後半3レースにはS級の準決勝が行われて、最終日の決勝へと駒を進めた7名の精鋭が出揃った。関東地区からは大挙優出を果たし、埼京勢と上甲勢で別れて別線勝負を選択。神奈川勢との3分戦での戦いとなる。

 地元の高橋築は準決勝で関東のホープ・篠田幸希連係。番手で車間を空ける援護からきっちりと仕事をこなし差し切った。決勝は武藤龍生の前で自力戦で挑む。

 「篠田君が赤板から速いペースで駆けていたけど、彼が強くて残ってくれた。自分としては期の後半から状態が良くなかったけど、人の後ろを回ったりして何とかやれている。(2走して)イマイチだし、もう少し何か欲しい感じ。とりあえずケアをしっかりして臨みます。決勝は話をして全員にチャンスがあるように、埼京と上甲で別れて自分は自力で勝負します。まだ京王閣で優勝したことはないので、何とか頑張りたいですね。しっかり勝てる位置を確保して、最後は自力を出したい」

 今節は優勝候補の荒井崇博、河端朋之、山崎芳仁といった格上の選手が相次いで準決敗退。この回ってきたチャンスをつかむべく、気合十分の走りで地元Vを狙う。

髙野航記者

2024年6月23日 21時49分

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