阿部将大が初日特選を制す ~別府競輪場~
S班3人をまとめて破る
7月25日別府競輪場で開設74周年記念「オランダ王国友好杯」が開幕。初日特選は地元の阿部将大が古性優作、松浦悠士、山口拳矢のS班3人を破り、地元記念でこれ以上ないスタートを切った。
阿部は「挑戦者の立場だし、ダメでもともとで、先行する気持ちもあった。(後ろから)1回切って後手を踏むより前を取ってと。みんなが切っても最悪、無理やり行こうと思っていた。けど、やっぱりレースは思い通りにならないですね。(3番手での古性優作との併走は)これはもう引けないなって。あとは(山口)拳矢さんの踏み出しに集中して、そこで(古性に)当たりにいけばなんとかなるかなと。今日(初日)の指定練習から体は軽かったんで、大敗することはないだろうっていうのもありました。(1着は)大きい。いい経験になった」と振り返った。
二次予選は東矢圭吾を目標に得た。前を走る東矢は「後ろは地元の自力もある2人。プレッシャーはあるけど、3人で勝ち上がれるように頑張りたい」と気合いを入れていた。