地元GⅢで躍動の吉田智哉 ~松山競輪場~

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吉田智哉
二次予選は気迫漲る競走
準決勝は初日と同様に真鍋智寛と吉田智哉が連係

 8月9日、松山競輪場で第10回施設整備等協賛競輪『道後温泉杯争奪戦』(GⅢ)の2日目が行われた。メインの二次予選12レースでは地元の吉田智哉が新田祐大と激突。吉田は3着で準決勝に進出したが、レース後は「いままで一番緊張した」と、極限の状態に置かれながらも素晴らしい競走を披露した。

 「新田さんにフタをして一気にカマそうと思った。池野さんが前受けなら新田さんにフタをしてからと。新田さんは下げることはないと思ったし、駆けなかったらカマそうと思いきっていけた」とレースは吉田が事前に想定した通りに進んだ。

 「地元のみんなが勝ち上がれていなかったし、今日は勝ち上がらないとって気持ちを強くもっていました。体と自転車もマッチしています。決勝に乗れるように頑張りたい」。二次予選の競走は格上の新田を相手に見事な勝ち上がりを見せた。準決勝は初日も連係した真鍋智寛の番手があり、決勝進出も十分に狙える。

小山裕哉記者

2024年8月9日 19時08分

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