大森慶一が無傷での優出を狙う ~青森競輪場~

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準決で連係する2人(左・久米康平、右・大森慶一)
準決勝は久米康平-大森慶一のサプライズ連係

 8月13日(火)に青森競輪場でF1シリーズの初日が開催された。6RからはS級戦が行われて、実力伯仲となった初日特選は松坂洋平の2角まくりに乗った大森慶一が鋭く差し切って白星スタートを決めた。2日目は準決11Rに登場予定で、徳島の久米康平の番手を回り3番手を猪狩祐樹が固めるサプライズ連係となった。

 「初日は周りの動きもいろいろあって洋平もやりづらかったと思うけど、最後はまくってくれたおかげ。自分は余裕があったし感じも悪くない。準決は猪狩(祐樹)とも話して、自分が久米君の番手を回ることになりました。西日本の選手の番手を回ることはほとんどないけど、過去には原田研太朗の番手を回ったことがある。その時は確か競られてレースにならなかったような気がする」

 先頭を任された久米は「地元地区に任されることは光栄だし、しっかり力を出し切りたいですね」とここもライン3車を生かした先行策で奮起しそう。そうなれば決め脚鋭い大森が連勝で決勝進出を果たす可能性が高そうだ。

髙野航記者

2024年8月13日 16時46分

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