今シリーズ終了後に大規模な改修工事に入る

　明日9月5日（木）から向日町競輪場で大阪・関西万博協賛・開設74周年記念『平安賞GⅢ』が開幕する。向日町競輪場は今シリーズを終えると約5年の大規模な改修工事に入る。それだけに今開催にあっ旋された地元勢は例年以上に気合が漲っている。

　先月の平塚オールスター競輪で準優勝と大きく飛躍を遂げて、地元のエース格へと成長した窓場千加頼はメインレースの初日特選に出走。「オールスターが終わって、喉の調子を崩したんですけど、平安賞に向けて集中して練習を継続できました。大きいステージで戦えると、それが今後のトレーニングの材料になりますし、今は良い状態でトライアンドエラーを繰り返せていますね」とビッグレース直後は少し体調を崩したそうだが、調整はできた様子。
　「自分は、父（加乃敏・59期引退）の背中をこの競輪場で見て育った。今回が改修前最後の平安賞ですし、より獲りたい。それと、お客さんに良いレースを見せたいです」と地元記念初制覇へ向けて初日からアクセルは全開だ！