万博協賛G3が川崎競輪で開幕 ~川崎競輪~

photo-90124
地元コンビが呼吸を合わせる(右・佐々木眞也、左・和田真久留)
川崎は昼間の時間帯に開催

 10月11日(金)から、川崎競輪場で大阪・関西万博協賛競輪 全国都市緑化かわさきフェア開催 ~川崎市政100周年~(G3)が開幕する。SS班は不在だが、個性的なメンバーがそろってV争いは混とん。実力伯仲で見応えのあるシリーズとなりそうだ。

 初日特選12レースには、和田真久留(神奈川・99期)と佐々木眞也(神奈川・117期)の地元コンビが登場する。和田は、9月京王閣F1は勝ち上がりを連勝で突破して準Vと好成績を残したが、直後の立川F1を欠場。復帰初戦となる初日特選は、佐々木の前回りを買って出て、自力を宣言した。

 「(佐々木)眞也君は、自力というよりも、自在寄りだし、そこまで自信がある感じじゃなかった。それなら、自分が前でやるよと。自分としては、そこはラフな感じで。(立川は)腰痛で欠場しました。治療と、練習は、自分で納得できるまでできましたよ。川崎は、何回かあっせんをもらってたんですけど、ケガや、病気で欠場してしまって、縁がなくて。久々の川崎なんで、楽しみですね」

 佐々木は、直前の青森記念を単騎まくりで制して記念初Vをゲット。記念ウィナーとなっても、一戦一戦の心構えは変わらないようだ。

 「父(龍也・57期引退)からも、おめでとうと言ってもらえました。記念を勝ったからといって、競走に向けての、勝負に対する意識は変わらないです。いつも通り精いっぱい頑張りたいです。父から、富士山に行ってこいって言われて、乗り込みに行ってきました。共同通信社杯に行く前も、富士山に乗り込みに行って、日本一の山を見て気持ちを整えてきました。初日は、和田さんの番手で頑張ります。単純に、和田さんの方が強いですし、僕が前でやるよりも良いと思ったので。いつも練習しているホームバンクの川崎なので、気持ちを入れて頑張りたいです」

 郡司浩平や、北井佑季が不在でも、今シリーズの地元の牙城は、この2人が守り抜く。

 

熊谷洋祐記者

2024年10月10日 15時05分

開催情報

ページトップへ