第23回吉井秀仁杯が開幕 ~松戸競輪場~
吉井一門が明日からの奮闘を誓う
松戸競輪場では明日の30日からナイターFⅠ開催、『第23回吉井秀仁杯』が行われる。検車場に吉井秀仁氏が姿を見せると「もう23回目になったね。ありがたいよ。本当に、本当にね」としみじみと語っていた。
吉井氏は弟子の武井大介(86期)、福森慎太郎(84期)に武井の弟子で吉井氏の孫弟子になる野口裕史(111期)を呼び寄せて4人で写真撮影。明日からの奮闘を誓った。
野口は「練習はしっかりしてきました」。武井は「6月の小田原の落車で鎖骨肋骨を骨折して中々自転車に乗れなかったけど、前回よりかは良い。徐々に良くなってきたし、しっかり練習した」。
福森は「このままでは、次回の吉井さんの冠杯では開催の時期によっては出られなくなるかも。頑張りたい」と意気込む。
他に地元選手での注目は吉井一門ではないが、メーンを走る根田空史(94期)だろう。根田は道場晃規(静岡・117期)との連係に注目が集まったが、根田が前で走ることに。「今回フレームを試したいので前で。新車ではなく5年前くらいに使っていたものです、踏み出しは重いけどカカれば。何回か使ったこともある。出切ってペースを作れれば」と感触を試す様子だ。