渡邉壘は好調を自覚! ~青森競輪場~

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渡邉壘
同期相手にも自身の走りを貫く!
「セッティングをいじって、以前より自転車が進んでくれている」

 11月4日から青森競輪場で今年度最終戦のモーニング7・チャレンジ戦は初日が終了。オープニングレースを制した渡邉壘(新潟・125期)は好感触をつかんで、2日目はメインレースで同期の塩島嵩一朗(神奈川・125期)に挑む。

 初日は吉竹雄城が後ろ攻めから一度切ると前受けから下げた渡邉は下げるかと思われたが、鐘過ぎに吉竹が空けた内を見逃さずに掬って先頭に立つとそのままペースで駆けて押し切った。
 「吉竹さんがどうするんだろうと思って。下げようかと思ったけど、内を空けたのでいっちゃえと思っていきました。一瞬、ヤバいと思ったけど、良かったです。後ろのことも考えて走れてラインで決まったので。落ち着いて走れました」と的確な状況判断でラインを上位独占に導いた。
 「フレームが滝本(幸正・新潟121期)さんのやつを今使わせてもらっています。前検日にセッティングをいじって、体の調子が良いのか、バンクなのか、それとも自転車なのかずっとアタリが続いてる感じだった。以前よりも自転車が進んでくれている」と納得の表情。
 「バンクも軽く感じたし、調子も良さそう」と気温が下がり、ほとんどの選手が「重い」と話す冬のバンクへと変わってきているバンクでも「軽かった」とニヤリ。
 「今回は同期が多いけど、同期のことはそこまで意識していないですね。自分のことだけです。しっかりと自分のレースができるように。それで完全優勝ができれば」と同期は意識せず、己のレースを貫いて8連勝を目指す塩島に風穴をあけるか!?

池端航一記者

2024年11月4日 12時22分

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