瀧川幸広が強敵相手に突っ張って逃げ切り! ~青森競輪場~

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瀧川幸広
準決勝もロングスパートに出るか!?
「明日もあるので。今日のことはすぐに忘れて、また準決勝でしっかりと走りたい」

 11月3日から青森競輪場で開催されているモーニング競輪は初日が終了。第2レースでは瀧川幸広(愛知・125期)が会心の突っ張り先行で逃げ切ってみせた。

 レースは瀧川が前受けすると後ろ攻めとなった上川直紀を赤板で突っ張ると、そのままペース駆け。最終ホームで上川が再び巻き返しに出るも、強烈な踏み直しで合わせ切る。中団をサラ脚で回った太田将成は一歩も動けず、最後の直線でも踏み直して、後続を振り切った。

 「少しずつですけど、戻ってきていますね。久しぶりにしっかりと踏み直しができた。要所、要所で力強く行ける感覚がありましたね」とバンクでの練習中に骨盤剥離骨折の大けがを負い、苦しいレースが続いていたが、チャレンジ戦で見せていたような突っ張り先行で押し切った。
 「戻ってきたなって感じですね。体感では8割、9割って感じです。特に何も変えていなくて、中3日で普通に練習してきただけですね」と復調してきている実感もある様子。
 「明日もあるので。今日のことはすぐに忘れて、また準決勝でしっかりと走りたい」と浮かれることは一切なく、勝って兜の緒を締めて、早くも準決勝に目を向けていた。

池端航一記者

2025年11月3日 12時15分

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