スプリントは雨谷一樹が王者に返り咲く! ~全プロ競技大会~

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王者に帰り咲いた!
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雨谷一樹
優勝を決めてガッツポーズ
雨谷一樹が昨年の雪辱を晴らした

 青森競輪場で開催されている「第72回全日本プロ選手権自転車競技大会」の花形競技でもあるスプリント決勝戦は3年連続で同じ顔合わせ。雨谷一樹と河端朋之の元ナショナルチーム対決となった。予選2位スタートだった雨谷一樹は決勝戦で1回戦ではまくりで、2回戦は逃げで大差をつける圧巻の2本先取。昨年の悔しさを晴らして2年振りのスプリント王者に返り咲いた。また3、4位決定戦では根田空史が佐々木悠葵を差し返して3位となった。

【雨谷一樹 栃木・96期・S1】
 「2年振り(の優勝)なので。予選前にタイヤがパンクしていて、気持ちがソワソワしてしまって、いい駆け方できなくて。でも対戦は冷静に走れた。バンクコンディションが悪かったのでそれも対戦では利用して、風を相手に受けさせて走った。去年、準優勝だったので優勝すれば、眞杉と乗れるチャンスあるなと思って1年間練習してきたので。ダービーで落車しちゃったときは痛いなと思ったけど、何とか走ることができて良かった。(眞杉との連係は)一番チャンスがある位置だと思うので頑張りたい。」

【河端朋之 岡山・95期・S1】
 「こんなものですよ。やっぱりダッシュ勝負になると自分はきついので。彼はダッシュがあるのでこればっかりはですね。もう全然、こんなものですよ。雨谷君とハグでもしときますか」
【根田空史 千葉・94期・S1】
 「ちょっと記念競輪の調子が良くなくてどうなることかと思ったけど、走り切れて良かった。バンクもそうだけど、自分のコンディションもあまり良くなくてここまで残ると思っていなかった。(寬仁親王牌の初日特選の権利を取れて)特選はでかいですね。うれしい」

池端航一記者

2025年5月26日 17時47分

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