梅川風子、小林優香が優勝 ~小倉競輪場~

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小林優香(左)、梅川風子(右)が肩を組んでお互いの健闘をたたえ合う
年末のガールズグランプリに弾み

 北九州メディアドーム小倉競輪場を舞台に開催されている「第61回朝日新聞社杯競輪祭(G1)」は11月21日に3日目が行われた。ガールズグランプリ2019トライアルは2つの決勝戦が争われた。

 11レースの「アメジスト」は梅川風子(東京・112期)が大会連覇を達成。児玉碧衣(福岡・108期)のまくりに俊敏にスイッチして、ゴール前で逆転した。
 「うれしいですけど、状態は良くなかったので、おまけという感じです。本当にタマタマですね。(児玉)碧衣ちゃんが一人で来たので。いっぱいいっぱいで余裕はなかったです。まだまだ学ぶことが多いし、しっかりトレーニングして、グランプリに仕上げたいと思います」
 大逆転でガールズグランプリ出場を決めた昨年大会から1年。大きく成長を遂げた梅川が年末の立川ガールズグランプリでその集大成を披露する。

 12レースの「トパーズ」は小林優香(福岡・106期)が豪快なまくりで人気に応えた。
 「グランプリに出るには獲るしかなかったし、チャンスをモノにできてホッとしています。最後は気持ちで勝てたと思います。この後はまずはワールドカップでしっかり結果を残して、それを終えてからグランプリに向けてしっかり頑張ります」
 ガールズグランプリ出場は4年ぶり。ワールドクラスのスピードで2度目の頂点奪取を目指す。

笠原裕明記者

2019年11月21日 22時47分

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