女王の座を狙う2人の完全V争い ~川崎競輪場~

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坂口楓華
決勝を見据えて、万全の勝ち上がりで備えは十分だ
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尾方真生
4場所連続連勝へのライバル一蹴の仕掛けを目指す
過去の対戦は坂口が優勢

 川崎F2ガールズシリーズは6月1日(火)に決勝を迎える。ガールズ決勝は連勝で勝ち上がった2人の対決に注目が集まる。

 坂口楓華(京都・112期)は初日はまくりで、2日目は鋭いカマシを決めて連勝。2日目のレース後には「永塚(祐子)さんを相手に、初日の尾方さんは行かなかったので、私は行こうと」と尾方真生をライバル視し、レース内容でプレッシャーを与えた。その尾方との対戦については「今まで差しで何回か勝っています。苦手意識はないですね。決勝もどんな手を使っても勝ちたいです」と過去対戦で優勢だが、油断はなく勝利へ貪欲だ。

 尾方真生(福岡・118期)はまくり、逃げで連勝も、ともに長い距離を仕掛けており、連勝の勢いそのままにド迫力のレースを続けている。
 連日の走りを振り返り「初日は重かったけど、2日目は風もなかったのもあり脚が重く感じなかった。決勝はもっと良くなると思う」と状態を上げて決勝に挑む。同じく連勝の坂口に対しては「3回はやられてますね。自力を出して(坂口に)差されています」と負けパターンは把握。その上で「決勝も仮に後ろに付かれたとしても力を出し切って差される分には練習するのみなので」とあくまで力勝負こだわり完全Vを決める構えだ。

 両者が対戦する注目の決勝戦は11レース20時02分に発走予定です。

角田祐馬記者

2021年5月31日 21時45分

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