豪華メンバーによる決勝戦 ~青森競輪場~

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石井寛子
完全優勝へ一直線
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尾崎睦
航続距離なら一番だ
石井寛子のリベンジなるか?

 6月16日に青森競輪でミッドナイト競輪のガールズ決勝戦が行われる。
注目はガールズケイリンの第一人者である石井寛子(東京・104期)と、その石井のガールズ連勝記録更新を5月の川崎で止めた尾崎睦(神奈川・108期)の再戦。更には、ナショナルチームで活躍する太田りゆ(埼玉・112期)も加わり、ビッグレース並みの激戦となりそうだ。

 唯一連勝での勝ち上がりを決めた石井は「2日目は太田(りゆ)さんのスピードを体感したかった。世界のスピードを貰ってどこまでいけるかって。ダッシュとかスピードは男子並みでした。決勝戦はメンバーが良すぎて気持ち悪くなっちゃう。色々考えながら組み立てたい」と意気込みを語った。

 尾崎睦は「(2走目は)ホームのところで行けたのに行けなかったのが良くなかった。あそこで行っていれば脚を使わずに出切れたと思う。タイミングも悪かったし、慌ててしまった。決勝戦はしっかり組み立てを考えて、積極的に行けるなら行くことも考えたい」とロングスパートも視野にVを目指す。

 予選2で上がり11秒7の快速まくりを披露した太田は「(石井)寛子さんにジカで(追走されて)差されるのは仕方ない。初日はミッドナイトに慣れていなかったけど、2日目は夜ご飯を食べずに補食だけを取ったりして生活の時間を大幅に変えました。初日よりはだいぶ楽に走れましたね」と、体調を万全に整えて強敵たちとの戦いにのぞむ。

本吉慶司記者

2021年6月15日 23時59分

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