兆しがみえてきた本多優 ~京王閣競輪場~

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本多優
五輪仕様の新車に慣れて上昇気配が漂う
初の決勝進出を目指す

 12月20日(月)から京王閣競輪場で行われているF1ガールズシリーズ『関東カップ 京王電鉄杯&サンスポ杯』。

 ガールズ予選1の7レースでは本多優(群馬・120期)が健闘。梅川風子が男子顔負けの11秒8の上がりタイムを叩き出し、岡本二菜が巧追。地元2人で決まり、2車単は1番人気の160円だったが、本多が3着に入り3連単は4040円と好配当に。

 本多は道中は梅川の後位を回っていたが、踏み出しに遅れて後退。しかし自らまくり気味に踏み上げたことで勝ち上がり戦では初の確定板入りを果たした。
 「(梅川の)後ろが取れなくて離れてしまったけど、伸びがあって。踏める感じがあった。上がりタイムを見たら12秒1で、ベストが出せたしあのスピードを体感ができたことは大きい」

 初日3着に入れたことで、本格デビュー後は初となる決勝進出へ大きなチャンスだ。
 「来月があっせん3本で、そこで新車代を稼ぎたい。そのためにも自信を付けて臨めるように決勝に乗りたい」と目を輝かせ、決意を語った。

角田祐馬記者

2021年12月20日 17時55分

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