地元ファンの声援が後押しする

　12月28日（火）から立川競輪場でF2ガールズシリーズが開催されて、初日第7レースのガールズ予選1に登場した奥井迪（東京・106期）が見事なレース運びから堂々と逃げ切った。

　レースは正攻法に構えた刈込奈那が徐々にピッチを上げながら先行態勢に入ったが、４番手を陣取っていた奥井が打鐘4コーナーから力ずくで叩いて押し切った。
　「久しぶりの地元戦だったから緊張感があって出脚も良くなくて、そして最後の踏み直しもイマイチでした（苦笑）。2日目も積極的な組み立てで、しっかり力を出し切りたい」と人気に応えるためのプレッシャーは当然あるが、普段と変わらぬ100点満点の笑顔で応えてくれた。それも、後押ししてくれる地元の歓声があったからこそだろう。

　今シリーズの注目は世界で活躍する佐藤水菜（神奈川・114期）との戦いだけに、直接対決とならなかった2日目も負けられない。2日目も第7レースに登場。豪快な仕掛けで、連勝で勝ち上がって地元ファンを沸かせよう。

• 選手詳細データ

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  奥井迪 選手東京・106期