又多風緑と畠山ひすいが壮絶に踏み合う ~四日市競輪場~
在所1位と卒記クイーンの意地とプライドがぶつかり合う
5月27日に四日市競輪場でルーキーシリーズが開幕。初日の第6レースでは、在所1位の又多風緑(石川・20歳)と卒記クイーンの畠山ひすい(北海道・20)による互いの意地とプライドがぶつかり合う激しいレースが繰り広げられた。
正攻法で構えた又多は、「学校の先生も二人の踏み合いを見てみたいって言っていた。気持ちで走りました」とジャンと共に上昇してくる畠山を出させず突っ張り先行。畠山も「ここまで来たら引くに引けなかった。意地と意地のぶつかり合いですね」と強気に攻めて、両者で激しい踏み合いを演じた。結果として松本詩乃(東京・23歳)にまくられはしたが、見応えのあるレースをしたことで両者共に存在感を大いにアピールした。普段は仲良さそうにしているが、レースでは真剣勝負なだけに、今後も長きに渡ってライバル関係は続いていくに違いない。ポテンシャルの高い又多と畠山のこれからにもぜひ注目してもらいたい。