松本詩乃が初の地元戦で決勝進出を決めた ~京王閣競輪場~

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松本詩乃
決勝でも結果を出して師匠へ恩返しだ
2着続きの勝ち上がり。決勝はさらに上の着目指す

 京王閣競輪場で行われている『トヨダビールカップ&スポニチ杯』が8月19日(金)に最終日を迎える。

 地元の松本詩乃(東京・122期)は本格デビュー後、3場所を走って決勝を外していなかったが、初の地元戦では今までで一番成績の良い2着、2着での決勝進出を決めた。
 
「今までスタートを取ってからレースを始めることが多かったんですが、それでは勝負所で遅れてしまっていた。それで今回は後ろからレースを組み立てるようにしたら、道中でいい位置を回れるようになった。それが大きいですね。今は一走、一走が勉強です」と組み立てを変えたことが大きな要因だ。アマチュア時代から好成績残していただけに、すぐに結果へとつなげる対応力の高さも示した。

 「決勝は自分の仕掛けるタイミングがあればカマすくらいの気持ちで。ラスト1周から動くと思うので他の人が動くようなら先に出られるように」

 初の地元戦に関しては「ホームは立川なので、京王閣はそこまでと思っていたが、やっぱり地元というのは違いますね」と地元ファンの声援を受け気持ちが入っている様子。「師匠は山崎充央さん。山崎さんはこのあとの立川で一門のみんなと出走するから気合いが入っているんです。だから自分が良い結果を出して、師匠を応援できれば」と世話になっている師匠のためにも決勝での活躍を誓った。
 

角田祐馬記者

2022年8月18日 21時40分

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