練習の成果を実感する奥井迪 ~京王閣競輪場~
中3日でも間に合わせた
11月14日(月)から京王閣競輪場で始まったF1ガールズナイター『恩田繁雄杯&ムサシノ杯&スポニチ杯』。
6レースでは地元の奥井迪(東京・106期)が代名詞ともいえる力強い逃げ切りで白星スタートを切った。
今回の地元戦は不安の中で迎えていた。前回の平塚は3日間先行するも末の粘りを欠いて、3日制の普通開催に限れば2019年4月以来で3日間、連に絡めなかった。
「セッティングがズレている感じがあって、踏み切るのに無駄に力を使ってしまっていつもより早いところでいっぱいになってしまって。セッティングは藤田剣次さんに出してもらったもので、また出してもらうまではどうにもできない。それ以外の部分で何とかしようと、中3日を今までにないくらい乗り込んできました。そうしたらだいぶ踏み方がわかってきて。気持ちの面で上向いてここを走れます」
長い距離を踏み切っての1着に「まだ残り半周からうまくいかないところはあるけど、練習の良い感じはでている。中3日でやってきた練習の方向性は間違ってなかったし良い方向に出ている。焦りとかがあったけど、少しは落ち着いていけるかな」と初日から手応えを得ることができた。「京王閣はお客さんの声援もすごくて。ありがたいですね。(このタイミングで)地元を走れて本当によかったです」とファンの声援に後押しされて2日目も持ち味の先行で魅せるだろう。
2022年11月14日 19時45分
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選手詳細データ
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奥井迪 選手東京・106期