会心のレースで快勝した吉村早耶香 ~立川競輪場~

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体調が戻り上位クラスと戦うために力をつけた
近況は白星を量産中

 12月28日(水)から立川競輪場でガールズF2シリーズが行われており、6レースで逃げ切った吉村早耶香(静岡・112期)は3場所連続で白星スタートと好調ぶりを見せ付けた。

 レースは飯田風音(埼玉・120期)が正攻法に構えて先行態勢に入る。3番手を回っていた吉村は脚をためる組み立てでもよかったが、ホームから一気に叩き返して主導権を握い力強く押し切った。

 「動く人を見ながらの組み立てでしたが飯田さんはダッシュがいいので、構えるより叩いてペースの方がよいと考えた。蛇行してしまう点を師匠から注意されているのでフォームは意識している」と、最後まで冷静に戦えていたようだ。

 「調子が戻ったのはヘルニアが良くなってきたからですね。まだまだ組み立てやスピードが足りていない。でもちょっとずつですが、かみ合ってきた。上位の人たちと戦うことを考えたら、もっと上げていかないとダメですね」と明確な目標を持っている。

 2日目の予選2(6レース)は何度も対戦して分が良い日野未来(奈良・114期)が相手だが強敵だ。消極的にならず、力勝負でねじ伏せて無傷で決勝に勝ち上がる。

永岡孝史記者

2022年12月28日 18時03分

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