自転車と体がマッチし始めた

　2月13日（月）から開催されているF1ガールズシリーズは15日（水）に最終日が行われる。ガールズシリーズの動きが光っているのは、近況進化を遂げて白星量産している林真奈美（福岡・110期）。2日目は初手で3番手の位置を取れたことで、まくりを決めてピンピンで決勝に勝ち上がった。

　「一人で練習をしていたんですけど、昨年の２月ぐらいから田中誠さん（福岡・89期）の練習グループに混ぜてもらい、バンクや街道練習、ワットバイクなどで地固めをしました。今までは力ずくの走りばかりだったし、セッティングも毎レースごとに変えたり（ミリ単位で）試行錯誤していました。あとはアドバイスをもらう人をしぼったことも良かった」とすべてが良い方へと向いてきた様子。

　「力が自転車に伝わるようになったら今度は今まで以上に疲労が激しくなったので、ケアも大切になってきました。優勝したり成績の方は確かに良く見えてますが、ガールズコレクションや競輪祭の裏開催で勝っただけ。わかるファンにはわかってしまうので、まだまだレベルが違いますよ」と、目指す高みはまだ遠いと話していた。奥井迪（東京・106期）は修正して立川３連続Vを狙うが、覚醒した林が今年の初Ｖをつかみ取るシーンもありそうだ。

• 選手詳細データ

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  林真奈美 選手福岡・110期