尾方真生が抱負を語る ~取手競輪場~

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尾方真生
取手は初出走だが持ち前の力強さを発揮し白星発進を決める
ビッグレースを獲りたい

 取手競輪場では2月17日(金)からFⅡガールズシリーズが開催される。ガールズの注目選手は1月の松山から3連続で完全Vを果たしている尾方真生(福岡・118期)だろう。

 「痛めた肩をリハビリしていて良くなってきている。競走間隔が短いし、昨日(前検日の前の日)まで練習したので疲れが少しきているけど、前回の久留米ではバックが取れていなかったし、もう少し積極的に走りたい」と完全Vを決めても反省点も見つけさらなる高みを目指す。
当面の目標として「まずは200勝を目指します」と話すが、その先の目標として「ビッグレースを獲りたい」がある。
尾方は昨年の4月に平塚でガールズ フレッシュクイーンを制している。「フレッシュクイーンは獲ったけど。でも…」と話す。レースの価値も賞金面も違うのだろう。
「強いメンバーを相手に逃げ残るのは難しいし巧く使い分けることもあるかもしれないけど、大きいレースをしていきたい」。
今はなかなかビッグレースでは結果が出てこないが、手の届く位置までにはきているだろう。

 今開催の取手は初出走。「風よりもバンクの重さが気になる。重いのはダメなんです。バンクの特徴を他の人からも言われたけど、途中から『何も言わないで下さい』と言いました」と話すが今の勢いなら問題ないだろう。まずは初日の走りに注目したい。


木村貴宏記者

2023年2月16日 13時05分

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