付けているだけではダメ

　2月19日に取手競輪場でFⅡガールズシリーズは最終日をむかえる。ここではガールズ決勝で安定感が出てきた伊藤のぞみ(北海道・116期)を取り上げたい。

　昨年は9月の函館から9場所連続で決勝に進出するなど安定感が出て点数もアップ。だが、伊藤はそこだけでは満足できなくなってきた様子。
「昨年は点数を上げたい気持ちがあった。だけど、前にくっついているだけじゃダメ。今年はチャレンジの年だと思うし脚の力を付けられれば。色々試したい」と話す。

　「今年は(1月の平で)ガールズトライアルという大きな舞台に立てたし、決勝にも乗れて経験ができた」。
今年はうさぎ年で伊藤は年女。ジャンプするイメージがある、うさぎのようにとはいかないかもしれないが、着実に力は付けておりさらに上のステージも目指せるだろう。
決勝は尾方真生(福岡・118期)、小林莉子(東京・102期)、鈴木奈央(静岡・110期)らがいて伊藤にとっては高い壁だ。それでも「コースを探してからだけど位置次第。脚に余裕があれば動くこともあります」と少しでも良い着順を目指す。

• 選手詳細データ

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  伊藤のぞみ 選手北海道・116期