ガールズケイリン初のG1が開幕 ~岸和田競輪場~
2022年ガールズグランプリの女王・柳原真緒は復調を実感
6月13日(火)に岸和田競輪場を舞台にガールズケイリン初のG1『パールカップ』が幕を開ける。第74回高松宮記念杯と並行して行われ、シリーズの前半3日に渡って熱い戦いが繰り広げられる。優勝者には2023年のガールズケイリングランプリの出場権が与えられる。今シリーズは普段行われているポイント制ではなく、予選は1~3着までと4着は1名のみ準決勝に進出。準決勝も同様に東西の準決勝で1~3着と4着は1名のみが決勝へと勝ち上がれる。男子選手と同様に一度も失敗が許されない勝ち上がり概定で、いつも以上に一走目から気が抜けない。
選考順位の1位は2022年ガールズグランプリ女王の柳原真緒(114期・福井)。平塚のガールズコレクションの前に体調を崩してしまった影響で近況は精彩を欠いているが、勝負強さを発揮して初のG1で輝きを取り戻そうと奮闘する。
「前回の取手は体調は少し戻せたかなと思います。いまひとつのところもあったけど、ここに向けて上げてこられた。(そのあと)いつも通り練習はできました。地元地区のGIなので、気合は入っています。まずは決勝に乗らないと意味がない。そのなかで予選、準決の内容も重要になってくるし、一戦、一戦、集中してやるしかないです」
初日は近況調子を上げている尾形真生と、ナショナルチームを引退してケイリン一本に絞っている小林優香がライバルにとなるが、得意のまくりで結果を追求する。