上のクラスで戦うために

　8月10日に松戸競輪場でミッドナイト開催の2日目が行われ、第1レースのガールズ予選2では先行した刈込奈那(千葉・120期)を追った細田愛未(埼玉・108期)がまくりで快勝。連勝で決勝進出を決めた。

　現在、細田はスピード力を高めることに努めている。細田もトップレーサーの域に入るだろうが、11日現在の賞金ランキングは19位。前検日から話していたさらに「上のクラスで戦う」つもりだろう。
予選1と2はともに刈込の先行を追っての勝利と似たような展開。しかし、予選1では刈込を追って抜け出して追い込みの決まり手が付いたのに対し、予選2では先行した刈込を2角からまくって、まくりの決まり手が付き「初日よりは余裕を持って走れた。感じは悪くない」と話し、スピード力を上げたい細田にとって自力を出せたのは良かったはずだ。

　決勝は全勝対決でV候補筆頭の坂口楓華(112期・京都)がいる。当然、強敵なのは間違いないが「勝てるように。勝てば自信になる」と話す。
細田は坂口と同じで10月、松戸競輪場で行われる『第1回オールガールズクラシック（G1）』に出場予定。今開催の松戸で優勝できれば、勢いが付くことは間違いない。
　

• 選手詳細データ

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  細田愛未 選手埼玉・108期