尾崎睦が大阪・関西万博協賛『後閑信一・高木真備 日本名輪会カップ』を制す ~京王閣競輪場~
師匠のアドバイスを信じて結果に結びつけた
8月13日(日)に京王閣競輪場で行われた大阪・関西万博協賛『後閑信一・高木真備 日本名輪会カップ』のシリーズ最終日の11Rガールズ決勝は尾崎睦(108期・神奈川)が隙の無い立ち回りで好位をキープ。最終2コーナーから一気にまくってゴール線へ一番乗り。外を迫る中野咲や人気を背負った吉村早耶香らを力強く振り切ってみせた。
【尾崎 睦(1着)】
「(勝因は)前を取ったことですね。ここに来る前に師匠と出場メンバーを見て前でもいいかなって。その言葉を信じるかどうかだったんですけど、開催に入ってからの流れもあるんで。自分の体の感じと(先行した2日目、3日目の)2日間の走りを考えて前でもいいと思って走りました。2車でカマしてきたのはわかったので、3番手に飛び付こうと思ったんですけど、吉村さんが見えたのでそれなら番手かなって思って。(中野が外帯線を外して)空いたので。この辺で遠慮している部分もあったんですけど、師匠にも大事な所は勝負しないとって言われていたので勝負しました。もう無我夢中で凄い力んでいたんですけど。後ろから迫ってきているのが分かったんですけど、昨日よりも半周短かったので。抜かれても仕方ないと思って仕掛けました」