白星スタート切った吉村早耶香 ~取手競輪場~
挑戦者から責任ある立場へ
8月21日(水)から取手競輪場にてF1ガールズシリーズが開催されており、初日の6Rで吉村早耶香(静岡・112期)が最終ホーム辺りから好発進して人気に応えた。
予選1は車番の良さを生かして初手は3番手の位置を確保。「自分のタイミングで仕掛けられたが、バックではフォームがバラバラに崩れてしまっていた。2日目はその辺を修正したいですね」と1着を獲ったが満足はしていない。
続いて今の立場について話してくれた。「今は本命を背負う立場になったのかな。挑戦者だった頃の方が気持ちが楽だった(苦笑)。出し切ればいいだけだったが今は責任あるし、それじゃダメ。その結果、レースが小さくなっていますね」と積極的な組み立てから捲りが多くなっている走りを気にしていた。
「強い人たちは気持ちのバランスをどう保っているんですかね?選手になって8年目で、どうやって無理せずレースに臨むかが今後の課題ですね」