伊藤優里が2度目の決勝進出 ~大宮競輪場~
迷いない徹底タイプ
9月18日日(水)から行われているガールズモーニング7は20日(金)に最終日を迎える。ここでは2日目にガールズ1レースを走り3着に逃げ粘って決勝進出を果たした伊藤優里(三重・126期)に注目した。
初日はペース駆けに持ち込んだが番手を確保した増田夕華(岐阜・118期)が4コーナーから踏み上げ、3番手に付けていた小林莉子(東京・102期)が楽々と突き抜ける結果になって伊藤は5着に沈んだ。
2日目も正攻法からの組み立てで増田が追って、杉沢毛伊子(静岡・104期)が外並走の展開。初日の反省を生かしたペース駆けに持ち込み、スローな流れを小林がまくりでのみ込んだが、伊藤は3着に逃げ粘って決勝進出を決めた。
500バンクの競走は今回が初めてだったが「国体で宇都宮は走ったことがあります。ガールズケイリンとは違いましたが、今シリーズ収穫がありました」と2度目の決勝進出を喜んでいた。
「練習は兄たち裕貴(100期)稔真(111期)とやっていて、師匠の浅井康太さん(90期)とはあまり会えないけど、今開催の前に会う機会があった。前回の伊東はボロボロだったのでアドバイスもいただいた。それもあったので決勝進出は嬉しい。決勝でもやることは同じですが、落ち着いて走れそうです」と積極的な走りで魅せてくれそうだ。
今の競走得点は49点台だが、やれている方でレース経験を積めば決勝の常連になるポテンシャルを秘めている。今後の活躍に注目していきたい。