確定板を目指す是永ゆうき ~松戸競輪場~

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是永ゆうき
予選2も前々の競走を心掛け決勝進出を目指す
松戸は走りやすくていい印象

 松戸競輪場では30日からFⅠナイター開催、『第23回吉井秀仁杯』が開催されており、ガールズでは2名の新人選手が参加している。ここでは、その中の一人である是永ゆうき(大分・126期)に注目してみた。

 是永は本デビュー後は、まだ勝ち星がないが、前回の地元戦ではGⅢの4日間開催で2着3回と好走。「応援がパワーとなった」と話すが地元で気合の走りだった。
今回の予選1では前受けから保立沙織(神奈川・118期)が上昇し後位で日野友葵(愛媛・108期)と併走になるが内から先行すると後続を離し、まくる細田愛未(埼玉・108期)には捕らえられたが3着に逃げ粘る健闘を見せた。
「突っ張れば良かったけど、迷っていた部分があって。でもラスト一周だったし、思い切っていきました。(細田のまくりには)キターって思いましたけど」。
松戸に関しては「指定練習では走りやすくていい印象を持った。あとは後ろにいてはダメだと思っていました」。

 予選2はどう戦うのか。予選1の3着で決勝進出が見えてきた。「確定板に乗りたいですね。前々に攻めないと。まずは決勝進出?本当にそうですよね。決勝に行かないとダメ」と自分にも言い聞かせる。
「後ろからだと展開を組み立てられないので。前にいた方が」と予選1と同様に前の位置から攻める様子。予選2でも好走すれば本デビュー後は9月福井以来で2度目の決勝進出が見えてくる。是永の奮闘に期待したい。

木村貴宏記者

2024年10月30日 23時53分

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