ルーキーシリーズ2024プラス ~防府競輪場~
5場所連続優勝している仲澤春を止めるすべはあるのか…
11月4日に防府競輪場を舞台に『ルーキーシリーズ2024プラス』が行われる。在所1位の仲澤春香(福井・126期)が絶対的な人気の中心となりそうだが、在所2位の中島瞳(埼玉・126期)や在所3位の高木萌那(福岡・126期)はどう挑んでいくのか。7名の選手たちの意気込みは以下の通り。
①仲澤春香「(本格デビューしてからは)通用している部分もあるんですけど、自分の経験のなさだったり、戦術の未熟さもあったりして勝てないこともありますし、勝てても内容が良くないレースもまだまだあります。もっと上を目指していくためには頑張らないと。いまはナショナルのBチームと一緒に練習をさせてもらっているので伊豆にいます。(同期対決で)負けたくないというか隙のないレースがしたい。自力」
②磯村光舞「風を切るレースをしようと思っているんですけど、勝つための脚力はもう少し足りていないかなって。ここに向けては師匠や桑原さんにバイクで引っ張ってもらって練習してきました。初めて地元のお客さまの前で走れるので、結果もそうなんですけど見せ場を作れたら。何でもする」
③伊藤優里「競走内容が良い時もあるけど、悪い時もあります。悪かった時は、しっかり内容を振り返って、改善点をちゃんと見つけて、生かしていけるように。33は何度か走ったことはあるけど、バンクによって特性が違う。私よりも強い人達ばかり。養成所の時から先行を意識してやっていますし、デビューしてからもそれはブレていません。自力で」
④高木萌那「ここに向けては久留米が大雨だったので室内で調整してきました。ガールズケイリンは自力を出せないと上で戦えないというか、マーク戦でもグレードレースには乗れると思うんですけど、それだと優勝はできないと思うので。自分自身にも迷いがあったときは自力自在ってコメントしていたんですけど、もう自在はやめました。自力で」
⑤中島瞳「サンサンバンクは得意な方だと思います。本格デビューしてからはそう簡単には勝たせてもらえないなって。なかなか1着を取るのが難しい。追走とかは大丈夫なんですけど、差し込めなくて2、3着どまりのレースが多いですね。仲澤さんの力が抜けていますけど、養成所のときに勝てたこともありますし、『勝ったことはあるんだから大丈夫』って強い気持ちで。自力」
⑥豊田美香「8月京王閣の落車で左鎖骨を骨折して、左膝の靭帯も痛めました。自転車に乗れない時期も、筋トレもできない日も続いたので筋力が落ちました。でも久々に同期だけで一緒に走れるのでこれまでの(良かった頃の)自分を思い出すチャンスだと思って頑張りたい。前々に踏みたい」
⑦大浦彩瑛「本当に徐々に自分のやりたいレースができるように。でも、まだ練習の力を競走で全部出せてはいないです。先行しても、競走だと上がりタイムが良くない。12秒台後半とかになってしまうけど、練習だともっとタイムが出るんです。練習は川崎の朝練グループで(高木)佑真ちゃんとか、(中村)美那ちゃんとやっています。自力」